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Achieva 3.0T 3T TXsystem (Multi Transmit機構)

3Tは1.5Tよりも高いSNRであるため、より精細な画像を提供できると注目されてきました。 しかし、RF磁場の不均一や、1.5Tの約4倍にもなる比吸収率(specific absorution rate:SAR)が問題となり、躯体部の検査を積極的に施行することを妨げている原因のひとつとなっていました。Achieva-TXsystemでは、RF磁場の補正技術や、局所的なSARの上昇を抑えることで1.5Tと同様に撮影ができるようになりました。



従来では一定の出力でRF波を送信していましたが、multi transmit機構では撮影対象ごとに最適化したRF波を送信しています。これにより、ムラを最小限に抑え、さらに局所的にSARが上昇することを抑えることができます。


 MT

左のsingle Transmitに比べ、右のMulti Transmitの方は画像が均一であることがわかります。


 

32chコイルを導入

MRIは信号が小さいため、撮影する場所に信号を受信するための道具(コイル)を置いています。コイルの種類は、大きさや形など多種多様です。

 

左は手や肘、足などに使うためのコイルです。右は腹部などの躯体部用コイルです。このコイルは、1つのコイルの中に4個のチャンネルがあります。複数のコイルを用いることにより、SNR(信号雑音比)の向上や高速撮影が可能になります。

32chコイル

導入した32チャンネルコイルです。このコイルの中には32個のチャンネルがあります。チャンネル数がさらに増加したことによって,4チャンネルコイルよりもSNR(信号雑音比)が上がりました。

撮影した画像の比較です。

 

  4chコイル              32chコイル

左は4チャンネルコイル、右は32チャンネルコイルです。二つの撮像条件は全く同じに設定しました。右の方がSNRが高く、画質がよくなっています。SNRが良くなったことにより、今までと同じ撮影時間でより高い分解能の画像が撮影できます。また、従来と同じ画像で撮影時間を短縮するなど撮影方法の選択肢は広がりました。

 

 


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コイル画像提供:株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン

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Achieva 3.0TXについて
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