医療被ばくについて

胎児への影響

放射線被ばくによって発生する胎児への影響は、

以下に示すように胎齢によって異なります。

「しきい線量」というのは、その値を超えると影響が出るという

最低限の線量を示します。

 

時期
胎齢
影響
しきい線量
着床前期
受精〜9日
胚死亡(流産)
100mGy
器官形成期
受精後2〜8週
奇形発生
100mGy
胎児期
受精後8週〜出生
発育異常
500mGy
精神発達遅滞
200mGy


胎児が100mGy以上の被ばくを受けると影響が出てくることがわかります。
ここで、実際のX線検査における胎児の被ばくが

どの程度であるかを示します。

 

検査の種類
被ばく線量
腹部単純
0.24mGy
胸部単純
0.00mGy
骨盤計測
2.08mGy

 

X線検査における胎児の被ばくは100mGyをはるかに下回っています。

また、胎児への影響は短時間(1〜2日)の間に100mGy以上の

被ばくがあったときに 問題になるもので、

長い期間の被ばくの合計ではありません。

よって、一般に行われるX線検査においては、

胎児に被ばくの影響が出ることはまずありません。

 


赤ちゃんお母さん


 



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