乳腺について

マンモグラフィーとは

マンモグラフィは乳房のX線撮影のことで、しこりとして触ってわからない早期乳がんの発見に有用です。
乳がんは乳房の乳腺組織(母乳を作るところ)に発生する良性・悪性腫瘤です。
その症状はしこり、乳頭からの出血や膿、乳頭の陥没、皮膚のくぼみ、痛み、脇の下のしこりと様々です。
乳がんは他のがんと異なり、初めは食欲の低下や体調不良など全身症状が殆どないのが特徴です。
マンモグラフィは、乳がんの初期症状である石灰化や腫瘍の描出に優れています。
従って、マンモグラフィ検査を受け、がん細胞が乳管内に留まっている間(早期)、若しくは しこりが小さいうちに発見・治療することが最重要となります。
当院はマンモグラフィ検診精度管理中央委員会からマンモグラフィ検診施設画像認定施設とされており、 さらに検診マンモグラフィ読影認定医師・認定技師が在籍しております。

 MLO

右乳房CC方向撮影           右乳房MLO方向撮影

 

検査手順

  1. 入室後、上半身を検査着に着替えて頂きます。
  2. 基本としては左右の乳房を2方向ずつの撮影します。但し、必要があれば部位を拡大して追加の撮影を行っています。

撮影する時は、圧迫板と呼ばれる板で乳房を強く圧迫し乳腺を薄く均一に広げます。
乳腺同士の重なりを防ぎ、病変をより少ない放射線の量で鮮明に映し出すことが出来るため、多少痛みは伴いますが我慢して頂ける範囲で圧迫しています。



position

 

被ばくについて

一連の撮影で乳房が受ける放射線の量は、東京からニューヨークに飛行機で行くときに浴びる自然放射線の約半分程度です。4枚撮影しても東京−ニューヨーク間の往復分の被ばくしか受けていないことになります。
さらに詳しく知りたい方は、医療被曝のページを参照してください。

 

検査を受ける時の注意点

以下に当てはまる方は検査前に必ずお申し出下さい。

  • 妊娠、またはその可能性がある方
  • 豊胸手術を受けている方
  • 心臓にペースメーカーや除細動器を埋め込んでいる方
  • ポートを植込んでいる方

    ポートとはがん化学療法や中心静脈栄養輸液における薬剤の投与に広く用いられているもので、 皮下に植込み、薬剤や輸液の受入口となる部分です。
    イラストにあるA、Bにポートが植込まれている方は検査に差し障りありません。

    ポート1ポート2

    ポート3ポート イラスト

     

 


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